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ごいしの闘病記 猫のごいし

ごいしちゃんウィルスとの闘い~ダブルポジティブ発覚まで

いらっしゃいませー

ごいしにゃ

今日は、ごいしが来て間もないころのお話のつづきです

いろいろあったので、なにから話そうか迷ってしまいますが、結論から言えば、ごいしは、ウィルスに感染していたのです

保護したての時、すぐにウィルス検査をしてもらったのですが、その結果は、陰性

しかし、その

後の検査で、陽性が発覚します

しかも、まさかの、ダブルキャリアでした

ダブルキャリアというのは、猫白血病ウィルスと猫免疫不全ウィルス(通称猫エイズ)の両方に感染している状態のことです

その時からしばらく、病気についてインターネットを見漁る日々でしたが、その時に、同じ病気の猫さんたちのブログを見て情報を得たり、力をもらったりして、助けられました

それで、私も、ごいしという一匹のダブルキャリアの猫の、個人的な体験を、書き残しておくことにしました

それはプライバシーの侵害ってやつと思うにゃ、でもゆるすにゃ!

(まことに勝手ながら)ごいしの承諾も得れたところで、

すこしずつにわけて、書いていこうと思います

まず、猫のウィルス検査について補足しますと、

猫を保護したら、健康診断と共にウィルス検査をすることになるかと思いますが

その時、猫白血病ウイルスと猫免疫不全ウィルスは、感染してすぐだと、検査で陰性になってしまうそうです

ですので、そもそも保護から1か月後に検査するか、ごいしのように、保護したての初めに1度検査をして、その1か月後にもう1度トータル2回の検査することになる場合もあると思います

猫白血病ウィルスと猫免疫不全ウィルスは、猫科の動物同士の間で感染します

人や犬は問題ありませんが、もし、先住猫がいる場合、仮に、最初のウィルス検査を済ませ陰性だったとしても、次にする1か月後の検査の結果がでるまでは、隔離をしておかなければなりません

正直に振り返ると、ごいしが最初のウィルス検査で陰性だったので、気持ち的には、ほっとしていました。もしも感染しているとしたら、ごいしはまだ小さいから、母猫からの感染の可能性が高んじゃないか、それなら時間が経っているこの時点で陽性がでるはずだからと、はっきりしない期待で、油断していました

(まべ)油断とは・・・

こういうことなのだ・・・うぃー

がりがりのごいしが、道路の真ん中で動けなくなっていたのを保護して2週間経った7月の終わり

その時ごいしは元気で、最初のワクチン接種をしました

ワクチンを接種した後、体が赤くなって熱を出し、手をプルっと振る、関節か神経が痛むようなしぐさを頻繁に繰り返して、おかしいと思ったけれど、それでも食欲はあり、3日ほどで回復したので、そのときは、副反応だったんだと思いました。が、今にすれば、免疫不全を起こしているところにワクチンを打ったがゆえ出た反応であったのではないかと思えます。

免疫不全であってもワクチン接種はできるし、むしろだからこそ他の感染症にかからないようにするために接種のメリットは大きいとはいわれますが・・・、結果としてまだ生後2.3か月の小さなごいしには負担のほうが大きかったようでした

とにかく、ごいしがよく食べて体力をつけていてくれたので、大事には至らず、

その後、皮膚糸状菌感染(猫カビ)で体にはげができたり、おなかに虫が駆除しきれずに残っていたりしましたが、

それ以外は毎日元気に遊び、ごはんもたくさん食べて、ごいしはみるみる大きく育っていきました

ごろごろとのどを鳴らしながらそばに寄ってくるごいしは我が家に癒しをふりまきました

はしゃぎまわっていたごいしの元気がなくなったのは、それから2週間後の8月半ば、お盆のころでした

最初に、ごいしの声がかすれ始めたことで異変に気付きました

そして、次第に体が熱くなり、ねずみに反応しなくなり、香箱座りで、だるそうにうずくまるようになりました

うずくまりながら、始終ゴロゴロのどを鳴らしていました

猫の、のどゴロゴロには癒し効果があって、自分が病気になった時も、病気を治すために鳴らすということをこの時初めて知りました

それを知ると同時に、これまで元気な時、ごいしは私たちの周りで、小さい体で、一生懸命ごろごろ言ってくれたけれど、そうすることで本当に私たちを癒してくれていたんだと思いました

そしてまた、あの、手をプルっと振るしぐさを頻繁にするようになり、

たまに膝の上に来ては、だるそうに、ゴロゴロ言いながらふみふみして私のシャツの端を吸いました

それは、具合の悪い中で、はぐれたおかあさんのことを思い出していたようなしぐさでした

頭の中を、なにかのウィルス感染かもしれないという考えが浮かんでいました

このときが、

まさに、最初の検査から1か月後のタイミングでした

病院に行くと

ごいしの熱は40℃あり、緊急を有する状態でした

先生は、ごいしの状態から、まず、パルボウィルスを疑いましたが、それは陰性でした

しかし、まさかの、白血病ウィルス、免疫不全ウィルスの両方、ダブルポジティブの結果でした

つづきはまた次のおはなしにゃ!

フレンチブルドッグひろば

作成者: Marple

日本の南で、太陽をさんさんと浴びながら、そこはかとなく暮らしています。
I live vaguely while taking the sun brightly in the south of Japan.

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