ちょっと引っ張り気味のおまべさん。
私が見たかったのは、おまべではないの。
うしろ、うしろ。
池の中の小さな小島に群生した紫の花。
あやめ?でもたしかあやめって、確か乾燥したところで咲くんだったような…
カキツバタかなあ…
生き生きしているなあ。
水と光と花と鳥。
自然。
きらきらしているなあ。
自然は人の営みが抑えられてからというもの、命を吹き返したようだなあ。
人の承認とは無縁のところで生きている自然。
まっすぐで、素直で、人に依存しない自由がいいな。
癒されるなあ。
おや、ひねくれてて、素直でなくて、依存した自由がわがままに転じているまべさんではないですか。
自分を無視した飼い主の注意を引こうとする有心なこのお方は、人の承認を生きがいに生きている。
そして、自粛が始まってから、飼い主に甘やかされて、わがままの加速が止まらない。
不思議だなあ。
われら社会的生き物。
このお方が、ものすごく、かわいい。